親はなぜ、子どもの気持ちをわかってくれんないのか?

夕焼けの中、母と娘が背中合わせで座り、そっと手をつなぐシルエット。すれ違いながらも心ではつながっている親子の姿を描いたアニメ風イラスト。

思春期のころ、そう思ったこと、きっとあるよね。

でも不思議なことに──
大人になって親の立場になると、あのとき親が言ってたことを、
自分もつい言っちゃうようになるんです。


子どものときはOKだと思えることでも
親の立場になると「それはダメ」って言わざるを得ないことがある。

つまり、親と子では見えてる景色がちがうんだ。

たとえば、
夜遅くまで遊びたい子どもと、止める親

子どもから見れば「自由を奪う悪者」だけど、
親から見れば「心配だから止める」だけ。

どっちも間違っていないのに、気持ちはぶつかってしまう。


「なんでわかってくれないの?」って思うけど、
本当は、親もちゃんとわかってる

自分も昔は同じように感じてたから。
それでも反対するのは、
守りたい」っていう気持ちと、「信じたい」っていう気持ちの間で、
悩みながら言葉を選んでるからなんだ。


親は敵じゃない
「わかってない」んじゃなくて、
「わかってても反対せざるを得ない」だけ。

それが、親の立場の重みであり、
ちょっと不器用な愛のかたちなんです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました