
「なんで親ってあんなにうるさいんだろう?」
思春期のころ、そう思ったこと、きっとあるよね。
でも不思議なことに──
大人になって親の立場になると、あのとき親が言ってたことを、
自分もつい言っちゃうようになるんです。
🌀 すれ違いの正体は、“立場の違い”にある
子どものときはOKだと思えることでも、
親の立場になると「それはダメ」って言わざるを得ないことがある。
つまり、親と子では見えてる景色がちがうんだ。
たとえば、
夜遅くまで遊びたい子どもと、止める親。
子どもから見れば「自由を奪う悪者」だけど、
親から見れば「心配だから止める」だけ。
どっちも間違っていないのに、気持ちはぶつかってしまう。
💬 実は、親もわかってる
「なんでわかってくれないの?」って思うけど、
本当は、親もちゃんとわかってる。
自分も昔は同じように感じてたから。
それでも反対するのは、
「守りたい」っていう気持ちと、「信じたい」っていう気持ちの間で、
悩みながら言葉を選んでるからなんだ。
🌱 まとめ:「わかってても、反対しちゃう」
親は敵じゃない。
「わかってない」んじゃなくて、
「わかってても反対せざるを得ない」だけ。
それが、親の立場の重みであり、
ちょっと不器用な愛のかたちなんです。
私は高校生と小学生の3人の子どもをもつ父です。
自分も元は子どもでした。だからこそ、子どもたちが言っていること、伝えたいことはよくわかります。
だからいつも思います。
「気持ちはすごくわかる」
「そうさせてあげたい」
「やらせてあげたい」
それでも、どうしてもそうはいかないことがあります。
許すわけにはいかない、許可できないこともあるんです。
それは、子どもたちのことを本当に大切に思っているからこそ。
嫌われてでも、譲れないことがある。
もちろん、親の知らないところで何かがあったとしても、
そこはできるだけ優しく受け入れるように心がけています。
だからこそ、みなさんも一度、おうちの人と向き合ってみてください。
きっと、親の“わかってくれない”の奥にも、あなたを思う気持ちが隠れています。
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